LIBIDOの作品が世に出て30年になりますから、スタッフだったみなさんもユーザーだったみなさんももう人生において一区切りついた、つきそうな歳になったでしょう。 家族は出来ましたか、もう子育ての心配はありませんか、お金は大丈夫? あっという間だったけど、きっと色々あって大変だったよね、もちろん喜びも多かっただろうけどさ。 今でも大変かな?
最近は出会いより別れのほうが多くなってきたようです。 特に自分が二十歳になる頃既に活躍していた目標とする作家、アーティスト、エッセイスト、ミュージシャンなどの鬼籍入りのニュースには、自分にとってもそんな遠い未来ではないんだなと思います。 業界の数少ない友人のひとりが4年前に他界していたことも不義理にもつい最近になって知りました。
自分は長生きするつもりですが、そうはいかないかも知れないですし、先立つひともいるかも知れません。 だから、ここらで挨拶しておいたほうが良いと思ったのです。
スタッフだったみなさんもユーザーだったみなさんもありがとう。 色々全部ひっくるめてたまたま同じ時代を生きたことその巡り合わせに感謝したい。
テキストだけで味気ないので、近況報告として自転車の写真を2枚。
広瀬橋の向こうの桜が見えるかな?
スタッフなら多分、毎年の花見を懐かしく思うことでしょう。
自転車はTREKのFX2で、体力維持のため週の半分くらいはこのエントリーモデルのクロスバイクで事務所に通ってる。
もう1枚は散らかってる事務所。
相変わらずなのでこちらもスタッフなら見覚えがあるんじゃないかな。
自転車はTREKのSuperLiteで、もはやクラシカルなMTBだけど資料として使われていてどこかの作品に登場してる。
今のところ元気でやってるってことです。
お互い最後の連絡にならないよう元気に過ごしましょう。
LIBIDO社長こと大友克晃より。
2023年3月27日